雨多し
雨が多いですねぇ。それでも雪よりましです。このところ最低気温が氷点下まで下がることもなく、春の訪れを確かに感じます。それでも例年より少し遅れ気味のような気がします。アマガエルの声もまだ微かなものを1回聞いただけ。
天気が悪くても、気温が低めでも、畑仕事は待ってくれません。 天気予報をこまめにチェック、ネットで雨雲の動きを見ながら、畑に入ることが出来る限られた時間を最大限に使います。体はもちろん、普段とは違う段取りになるので頭もとても使います。まあ雨が降れば少しのんびりできますから、やれる時はフルパワーでいいのです。
そんなこんなで例年通りの暦で、なんとかエンドウの苗を植え付け、
1回目のキャベツ、ブッロコリー、レタスなど植え付け、カブや大根の種も蒔き終えることが出来ました。
例年のことですが苗の生育はとてもいいです。苗土は踏み込み温床で使った落ち葉を更に2年熟成させた腐葉土です。自然の恵みだけで育つのです。自然の恵みだからこそ、こういう姿に育つのかもしれません。人も含めて生き物は本来そうあるべきなのでしょうね。自然から離れ、人工物ばかり囲まれ、求める刺激、日々の食べ物までどこかの誰かが作ったもの。本末転倒しているような気がします。
今年の踏み込み温床もちょうどいい発熱具合です。この時の外気温は8℃です。落ち葉と少しの米糠そして水だけで熱が出る!夏野菜の発芽と育苗には欠かせません。それでもいろいろが手間なので、有機農家も電気を使った電熱温床を使う方が増えてきているようですね。育苗土はどうするのでしょうねぇ。買えばいいのか。
踏み込み温床のおかげで、果菜類の発芽はきれいに揃いました。この写真はナスです。
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