今年も
今朝の写真です。4月になったのに・・・・。まあすぐに融けるのでしょうが。3月からどちらかと言えば気温は低めな感じです。先週もこんな雪が降り、畑仕事は滞り気味です。
それでも3月からぼちぼちと農作業は始まっています。ほぼ例年通りです。
動き始めた命。キャベツの発芽。感動のシーンです。
ぼかしを仕込む。 手間を惜しまず。
昨年の踏み込み温床の中には例年よりかなりたくさんのカブトムシの幼虫。
木材が腐りはじめ歪んだ温床枠を新しく作り直しました。前回のものは確か10年前に作りました。10年もてばいいでしょう。腐らない材料を用いたり、もう少しお金と手間をかけて構造を見直せば半永久的に使える枠も出来るのでしょうが、あえて志向しません。歳のせいか、そこに迷いはありません。
繰り返すことの重要性・・・・。一方向に向かうベクトルではなく、大事なのは循環。
巡る季節の中で、森の木々も、獣も虫も畑の草も命を繋いでいます。 決して派手ではない、地味な営みですがそれこそが本当の世界。自分もそこで生きていきたい。
日々の地味な作業を丁寧に繰り返し、そうして育った野菜を大事に食べてくれる人がいて、必要な分だけお金があればそれでいい。
でもやはり不安。 畑にこもってばかりいて、新たにヒトと出会うことなく日々は過ぎ、消費者の数は下降気味。いい野菜はできているのにねぇ。
天気が悪く仕事にならないので昼に蕎麦屋「梅庵」へ。この蕎麦屋さんも地味な営み派。それでも県外ナンバーの車で駐車場はいっぱい。正直うらやましい。帰りの車、偶然かかった曲で甲本ヒロトが叫んでました。
やらずにいられない 事があります
やらずにいられない 事をやるだけなんだ
ただ それだけ 他には何も 他には何も 何も何も何も何も
コメント 0