除草の日々

梅雨真っ只中ですね。この時期は貴重な晴れの日の多くを除草作業に費やします。

夏以降の野菜の出来が、この時期の除草にかかっているといっても過言ではありません。後手に回った除草作業は労力も増え、作業時間も数倍かかることになります。そうなると他にやらなければいけない適期の作業が滞り、播種や定植、収穫の遅れ等、いいことがありません。

もちろん草に覆われた作物が消えていくことにも繋がります。「有機農業=環境にやさしい」。そうでなければなりません。せっかくかけた労力や種代や資材費だけでなく、トラクターやビニールマルチなど石油製品も使っているのですから、それを無駄にしてはいけません。だから、この時期は除草の日々。

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ゴボウです。土の部分は管理機と手道具で、出来る限り裸地を維持します。緑の部分は手作業でやるしかありません。草を取りつつ間引きます。

 

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この状態に。100mの畝をコツコツ4時間。早い?遅い?

 

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ジャガイモは3回目の管理機入れ(中耕除草)。これでジャガイモ畑の除草作業は終わりです。1週間後には葉が繫茂して、今見える土の分は見えなくなります。地面に光が届かない状態になるので、草の発芽、生育が抑えられます。ジャガイモだけの世界!畑で作物を育てるということは、ある特定の種類の植物をその環境の優占種に人為的に導くことなのです。
後は収穫を待つばかり。7月上旬から新ジャガ出荷予定です。
 
 
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一難さってまた一難。ジャガイモ畑が世話要らずになったと思えば、隣の圃場はこの状態です。大豆畑です。播種から2週間たち、本葉の2枚目が展開中です。写真では裸地状 に見えるところには、びっしりスベリヒユやアカザが小さな芽を出しています。畝間に管理機を入れるタイミングです。これから梅雨明けまでに3回。その後1回を足して計4回の除草で、大豆優占の世界を作ります。
 
それにしてもこの時期、植物はよく育ちます。 草だけでなく野菜もまた然り。
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ズッキーニは今週から出荷開始となりそうです。

 

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キュウリもそろそろ。畝間の緑はリビングマルチ。ヘアリーベッチの種を蒔いています。

 

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ミニトマト。

 

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大玉トマト。

 

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そしてカボチャ。 これも畝間はリビングマルチ。 

 

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ナス、ピーマン。リビングマルチは大麦です。

 

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最後に長芋。 


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