育ってます

代かきを終えた田んぼ。気温も上がってきて毎夜アマガエルの大合唱。シュレーゲルアオガエルの声も少し混じるけど、彼らの最盛期は5月末から6月上旬。畦ではオツネントンボが軽やかに飛ぶ。ベニシジミのオレンジ色にしばし目を奪われる。田んぼの生きもの、農家と共に生きている。

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例年より少し遅れて咲いた山桜、先日の強風であっけなく散りました。

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温室では夏野菜の苗が順調に育っています。

トマトに、

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ナスに、


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カボチャとズッキーニ。とてもうまく発芽しました。250本蒔いてダメだったのはズッキーニの3本のみ。よし!

夏野菜の植え付けは20日頃からの予定です。


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春の畑はこんな感じです。気温が低めだったので草もほとんど発芽せず(これからです)、今はとても美しい状態です。


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ブロッコリーとキャベツ。ビニールトンネルの保温効果ですくすく育ちました。6月上旬のセットにはバッチリ間に合いそうですね。逆に早くできすぎるのが心配なくらいです。

この春はモンシロチョウが少ないですね。例年4月5日頃からちらほら見かけるのですが、今年は5月に入ってから3頭見かけただけです。「沈黙の春」のようです。昨秋は幼虫が大発生して秋のキャベツ類がほとんど採れなったのですが・・・・。秋の長雨、周囲の大規模キャベツ畑の農薬等いろいろな影響が考えられますが、とにかくこの春の発生数は過去に例をみない少なさです。年4回ほど繁殖するので世代交代と共に徐々に個体数は増加してくるのでしょうが、どこまで回復するのでしょうね。


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ジャガイモの発芽も始まりました。こちらも草の発芽はこれから。安心できるいい眺め。


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小麦も伸びてきました。品種はシラネ!

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こちらはタマネギ。3月末に1度除草をしましたが、また少し草が顔を出しています。タマネギは昨年10月中旬植え付けです。この圃場は昨秋耕起して以来何もしていないので、草の発芽・生育状況が春昨の圃場とは少し違います。春に耕起した圃場は春の草はほとんど発芽せず、アカザやスベリヒユなどの夏草がメインになります。一方このタマネギ畑は春の草がメインになります。オオイヌノフグリ、ハコベ、ナズナ、ホトケノザが主だったものです。収量にはそれほど影響のなさそうな草の状況ですが、きれいに越したことはない。除草作業開始です。


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ついでに畝間の除草もやっちゃいます。これこそタマネギの生育には無関係ですが、畝間がきれいだと収穫作業が捗りますからね。今やっておけば、6月中旬の収穫期まで放っておいても大丈夫!これら田植え、果菜類の定植、除草作業、草刈と忙しさはピークを迎えるので今のうちにやれることはやっておきます。管理機を入れて、はい、この通り。今回のタマネギ畑の除草に要した時間は3時間半。ちなみに今年も豊作だと思います。


before

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after

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同じ圃場にあるエンドウのところもついでに管理機を入れときます。花がたくさんついています。元気100%!


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ヒヨコも1羽も落ちることなく、すくすく育っています。


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そしてこのコも。生後6ヶ月で19キロの「モモ」。


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日常は目の前の仕事に追われ暦通りに作付けをしていくのに手一杯。

でも気がつけばいろいろな命がそれぞれに元気に育っている。うーむ、感慨深いものです。







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